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全国で唯一の道路可動橋「長浜大橋」

2020/05/06 観光・ツーリングスポット

国指定の重要文化財、経済産業省「近代化産業遺産」にも認定

道路可動橋として国内最古
昭和8(1933)年11月起工、昭和10年8月に完成。
日本国内において近代に架設された可動橋で現在も可動している橋は3橋しかなく、その中でも長浜大橋は唯一の道路可動橋です(そのうちの2橋は鉄道橋)

長浜大橋は、橋桁が片側に開閉する単葉式の跳開橋で、橋上に載せられたカウンターウエイトと呼ばれる約82tの重りにより、約54tもある橋桁をスムーズに開閉させる構造となっています。
完成当初の橋は濃灰色で塗装されていましたが、戦後赤く塗装されて以降、地元では「赤橋」と呼ばれ親しまれています。
大型船の通行のなくなった現在は、週1回定期点検を兼ねて開閉を行っているそうです

グラマン機による機銃掃射の跡が至る所に残る

第二次世界大戦末期に米軍グラマン機の攻撃を受け、橋の開閉が一時不能になりましたが、その際に行われた機銃掃射の跡が、現在も橋の至る所に残っています。

写真はその銃痕の一部です。


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